メルロ゠ポンティ若手研究賞について
「メルロ=ポンティ若手研究賞」は、メルロ=ポンティ・サークルの若手会員を対象に、優れた研究成果の顕彰と研究全般の奨励を目的として設置されている賞です(詳細は「メルロ=ポンティ若手研究賞規則」をご参照ください)。本賞は、2015年から2022年の間設置されていた「メルロ=ポンティ研究賞」を引き継ぎながら、その趣旨をより明確化して、2023年から新しく開設されました。
旧「メルロ=ポンティ研究賞」の歴代受賞者を以下に掲載します。
第1回(2015年)
川崎唯史「社会的な生の悲劇――メルロ=ポンティにおける社会性の問題」(『メルロ=ポンティ研究』第18号)
第2回(2016年)
該当者なし
第3回(2017年)
該当者なし
第4回(2018年)
酒井麻依子「メルロ=ポンティとG・ゲクス――ソルボンヌ講義における『遺棄神経症』解釈」(『メルロ=ポンティ研究』第21号)
澤田哲生「メルロ=ポンティとワロン――「超-事物」をめぐって」(同号)
第5回(2019年)
猪俣無限「運動知覚のシンボリズム―― 一九五二–一九五三年度講義「感覚的世界と表現の世界」を中心として」(『メルロ=ポンティ研究』第22号)
第6回(2020年)
佐野泰之『身体の黒魔術、言語の白魔術――メルロ゠ポンティにおける言語と実存』(ナカニシヤ出版)
第7回(2021年)
田村正資「メルロ=ポンティのグールヴィッチ批判――知覚対象の同一性と実在性の意識をめぐって」(『メルロ=ポンティ研究』第24号)
Michel Dalissier, « Accéder à l’objectivité : Merleau-Ponty face au rêve de l’objectivité absolue » (Rivista di filosofia neoscolastica : CXII, 3, 2020)
第8回(2022年)
該当者なし